●研究の目的 |
このプロジェクトは英国クランフィールド大学北九州研究所のエコデザイン研究部長のウィリアム・バティ博士によって提案されました。多世代の住民のためにコミュニティの活力を維持しつつエネルギー効率の良い住宅の開発を行うという課題に応えるためです。当初のアイディアは2002年から2003年にかけて地元の福山ミツエ一級建築事務所との協力において生まれ、発展してきました。この作業が基礎となり、約1.3ヘクタールの宅地の中で、多世代の住民の快適性と調和へのニーズを満たすとともに、環境影響を最小限に抑える省エネルギー住宅の開発が可能か検討を進めてきました。
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●プロジェクトの目標 |
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効率的な地域のエネルギー供給網の開発を促進し、太陽や風力などの再生可能エネルギー源の利用を充実させ、また小規模のコジェネレーションシステムの可能性を検討していきます。
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団地内に共有スペースを広く確保し、居住者の快適性と子供たちの安全性を確保しながら、野生生物や植物と人間の共存を図ります。
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戸建住宅、テラスハウス、集合住宅をバランスよく配置することで新しい多世代のコミュニティを提案していきます。
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2003年から2004年にはプロジェクトに北九州市立大学国際環境工学部の教授チームも加わり当初のアイディアを検討・評価してきました。その目的は、プロジェクトが工務店や建設会社、エネルギー会社にとって実現可能な商業開発となる展望を実証するためです。
この活動の成果は報告書や概要版のパンフレット※添付ファイル(PDF)となっており、その中にこのプロジェクトで検討し解決した技術的な面についてまとめています。
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●環境共生団地模型 |
 各写真をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。 |
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